早く産んでしまってごめんね
母子手帳には節目節目に子どもへのメッセージや成長を記入する欄があります。
振り返って見ると、生後2ヶ月ぐらいまでは何度も「ごめんね」と書いてありました。
正産期までお腹にいさせてあげられなくてごめんね。
早く、小さく産んでごめんね。
ある心理士の方に聞きました。
子どもって、親の期待に精一杯答えるものだそうです。
それが負の期待だったとしても。
例えば、
テストで悪い点数取ったらどうしよう
何か悪いことしたらどうしよう
なんて思っていると、その通りになってしまうのだとか。
それが本当かどうかは分からないけど、親には引け目を感じるよりも自分のこと信じていてほしいよね。
だから「ごめんね」ではなく、
「早産になったけど、あなたが頑張ったから無事に退院できた!あなたには困難を乗り越える力がある!」
そう信じよう、と決めました。
早産で産まれたからかは分かりませんが、1歳の次男はよく風邪をひきます。まだハイハイです。喋れる単語はブーブーだけです(それもごくたまに)。
私はそんなに強い人間ではないので、誓いを忘れては落ち込み、夫に喝を入れてもらう、を繰り返しながら、なんとかやっています。
ごめんねって思ってしまうことはまだたまにあるけど、母子手帳に書くのはやめました。